2014年04月27日

京阪2400系(42)簡易運転台を取付

 T1車の京都寄、川側(西側)に、入換用運転台のフクラミ、というか、デッパリを取り付けた。
 厚さは120mmのはずが、現在は転落防止ホロが設置されているため確認できない。
 バルサ板2mm厚からブロックを切り出して、5面に0.5mm厚のアイボリー紙を貼った。車体中央寄の面がホロの動きを逃げるため、緩い斜面となっている。穴には、補助前灯を取り付ける。

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【京阪の薀蓄10】2400系の簡易運転台はM2車にもあった
 1964-65年度の新製時には、3+4のユニット分割点の両方の妻面に簡易運転台が付いていた。
 ところが、5000系2次車の新造、あるいは2200系の昇圧冷房からだったか、3両以内は1点ベルとすることになった。2400系M2車6両のそれを撤去した時期は記憶が定かではない。1984年度の2380番代5両を増備したときに転用するためだったか。
 1988-91年度の改修工事で、機能を復活しようと提案した。1人での入換運転が可能で、安全性も増して、僅かな費用と説明したのだけれど、反応は“ケンモホロロ”。労働組合と合意でもあったのかと勘ぐった。塗装作業上のネックだったので、ここで外板のフクラミを撤去した。後日に復活の目を残さなかった点は、ちょっと後悔。
posted by ワークスK at 21:16| Comment(2) | 京阪2400系7連1/45 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする