UP 137 Union Pacific Railroad

ユニオン・パシフィック鉄道 ディーゼル機関車





実機のGP9は、1,500馬力のGP7を1,750馬力に増強したロード・スイッチャーで、1954年から1979年に掛けて4,000両余りが製造された。
製品はプラスチック・キットの要領で組み立てるもので、モールドのシャープなスケール感が大評判となった。ただし、アイボルトやグラブアイアンなどの細かいプラスチック部品が破損しやすく、ポリアセタール製のハンドレールはカールする上に接着剤が効かない。上下の組立が連結器の取付を兼ねたネジ2本だけなので、持ち上げ時に注意しないとアンダーフレームがたわむ。また、動軸のピニオンは割れ易いなど、欠陥が多かった。
これらを改善するためのパーツが各社から発売され、2016年現在でも入手可能。
1990年代初頭に登場の後、インターマウンテン社を経て、後年はアトラス社が発売元となり、テスリやグラブ・アイアンが金属に、動力がツイン・モーター式に変更された。
このモデルでは、イエローの補修にタミヤのキャメルイエローを使った。フラッシャービーコンとファイヤークラッカー・アンテナはDetails Association製。ハンドレール・スタンションはCustom Finishing製を取り寄せたものの、取付足寸法が僅かに狂っていて使っていない。また動軸ピニオンは4軸中3軸が割れるという事態となり、現在は満身創痍で放置中。





写真とテキストを更新。2016-07-20
ラベル:Red Caboose UP