
Reading shops 1918, streamlined by the shops in 1937
Reading Railroad, class G-1sa, RDG 117











クルセーダーは1937年、レディング鉄道が投入した画期的な流線型列車である。
客車は地元フィラデルフィアのバッド社が製造したステンレス製で、機関車も同じくステンレスで覆われていた。それらの造形には、バッド社と協力関係にあった建築家ポール・フィリップ・クレPaul Philippe Cretが関わったとされる。(アイデア・スケッチ)
機関車は、ペンシルベニア州の鉄道工場で改造された古い1918年製のパシフィック機G-1sa、117と118で、2両は10年間の活躍の後、1948年には新製のパシフィックG-3に置き換えられた。ただし、ディーゼル機FP7Aが登場した1950年までは同列車を牽引することがあったという。そして1952年に廃車、解体された。【参考:Kevin J. Holland著"The Steam Liners"】
機関車モデルと同時に発売された客車は、前頁をご覧いただきたい。
HOゲージでは、古くは1947年のPenn Line製(MR誌同年8月号p664に広告)があり、レストアの様子を披露しているサイトもある。
ブラスでは1984年のCB/KMT&Dai Young製が、とれいん誌1988年6月号p30およびGreen River Reportのp10に紹介された。またプラスチック製品は、2012年末にGHBのブランド名でCon-Cor社から発売され、その紹介が"とれいん"誌2013年2月号p4にある。

また"Reading"はペンシルベニア州の都市名に因み、「リーディング」とは読まないので注意。リーディング鉄道 レデング クルセイダー
