
Baldwin 1920, streamlined by the UP Omaha shops in 1937
Union Pacific Railroad 2906, class P-13






パシフィック2906は1937年、マウンテン7002と共に、ディーゼル機の予備として流線型に改造され、1939-1941年にはフォーティ・ナイナー(49er)の牽引に充当された。同列車はサンフランシスコで開催のゴールデン・ゲート万国博に合わせたもので、シカゴからCNW/UP/SPのオーバーランド・ルートを辿り、49時間55分を要した。平原のオマハ・シャイアン間を2906が、山線のシャイアン・オグデン間を7002が受け持った。客車は標準8両編成の1セットが用意され、1ヶ月に5往復だった。
なお、同万博輸送では、サンタフェがバレーフライヤーValley Flyer(当コレクション)を投入し、またCB&Q/D&RGW/WPは後年、カリフォルニア・ゼファーに発展するエクスポジション・フライヤーExposition Flyerを運行している。