屋根回りの剛性は十分で、補強の必要は無いかもしれない。窓桟は0.7mm幅を狙ったものの、弱々しい上にバラつきが大きくて、1mmの方がいい。接着剤の残渣は、サフェーサーで消せるだろうか。
一番の問題は、外板と妻板の合いが悪いこと。片方で余って隙間が空き、他方で足らずに妻板が出っ張っている。ペーパールーフの張り合わせ構成を変えた方が良さそうだ。
さらに窓の隅Rを間違えたところがあり、これもボツ。

【京阪の薀蓄2】卵形断面車体の側行先表示窓は、全て曲面ガラスだった
当初は2000、2200、2400という全車がHゴム支持で、上半分がなんと曲面だった。これが間違って天地逆さまに取り付けられたものを見て、こりゃあ資源の無駄だし、水密も危ないと問題意識を持った。それで、2380番代新造時に平面ガラス化に取り組み、ついでに曇り止めとして複層ガラスとしてみた。飾りで付けた外縁が太過ぎたことは失敗で、これ、本来は不要だった。一方同時期に更新中だった2200系で車内側フタの気密をアップしたら曇りが無くなってしまった。それで、2400系更新車では単板ガラスで縁無しとした。近鉄奈良線を参考としたのだったかな。大津線600型は、現場にそんな話をしたら、複層ガラスとなってしまった。
なお1900系の昇圧工事というから1979年に行先表示器新設を担当した。新のほうが僅かに小屋根曲面にかかるもののガラス自体は平面とした。Hゴムの外観上の幅は25mm。同時に担当した大津線の500型は30mmで少し太い。その理由は、予備品の種類を増やしたくなかったから。ただ取付の作業性はどうだったのだろうか。今でも気に掛かっている。2018-07-12書き直し
窓桟は瞬間接着剤で補強しておくとよいかと思います。
>>残念ながら、急いてはことをし損じると例えを実践してしまい、これもボツです。窓桟は、難しいですね。太くしたことで強度アップのつもりなんですが‥‥【ワークスK】