Hawk Model Company 1959, assembled by the poster in 2005
wood body Cable Car
San Francisco



現在も運行している有名なサンフランシスコ・ケーブルカーのプラモデル。ちゃんと1/4インチ・スケールを謳っている。実物の様な塗装とデコレーションは面倒なので、“得意”のゴールド仕上げとした。キットはレール面下のロープ・キャッチャーをも再現する構造で、展示台が付属していたが、その展示台が短すぎて雰囲気が出ないと考え、台車から下に延びる部分を切り捨てて組み立てている。また、車輪幅が細すぎる上に軌間も約21mmで、Oゲージのレールの上には載せられない。床面が低いので、自走させるにはHOのパワートラックを使ってOn30とする手があるかも!
この路面下を走行するケーブルを掴む方式はAndrew Hallidieにより発明され、1873年に同じサンフランシスコで営業を開始し、全米の大都市都心部で1900年頃まで、馬車鉄道と路面電車の時代間を繋ぐ大量輸送機関として普及した。日本でいうケーブルカーは、インクラインに相当する。詳しくは
Sotaro Yukawa氏のHP(日本語)を参照されたい。
モデルのメーカーについては、
Wikipedia英語版に解説があり、創業は1928年で、アメリカで最も古い模型メーカーという。シカゴに本拠を構え、"Hawk Model Airplanes Co."を名乗り、最初は木製のソリッド・モデルで1/48の航空機キットを手掛け、1946年にインジェクション・プラスチック・モデルに参入、1970年にTestors社に買収された。ネット・オークションの出品をみていくと、"Hawk Model Aeroplanes Co."ともいい、1/48でフラットカーやタンクカー等、木製の鉄道模型キットを発売している。



このモデルの動力化例はTMS誌1961年9月号p421「バイブレーター駆動のケーブルカー」
伊藤剛氏。日本でも輸入販売されていたようだ。
2013-08-17 メーカーについての記述と箱絵を追加
posted by ワークスK at 22:51|
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